家づくりQ&A

Q&A『平屋でペットと快適に暮らせるポイントは?』

2024.10.02

こんにちは。長沢です。

ここ数年のコロナ禍でリモートワークなどの在宅時間が増えたことによりペットと暮らすことが生活の選択肢に増えた人も多いと思います。
しかし賃貸住宅ではいまだにペット不可の物件も多く、ペットと過ごすことをあきらめてしまうことがあるかもしれません。
戸建ての住宅であればペットと暮らすことができる最適解でありますが、そんな中でも平屋でペットと快適に暮らせるポイントを4つご紹介します。

 

1.ペット専用スペース・土間リビング

過去に掲載したブログ「平屋の豊かな過ごし方3選」の【①屋外に出やすいので外とのつながりがもて、自然を感じ取りやすい】で紹介したように平屋では屋外とアクセスの良さからペットと暮らすのにも向いています。特にリビングとテラスを一体的に「土間リビング」とし、テラスや庭に足洗い場を計画した場合、散歩から帰ってきてもすぐに足を洗うことができスムーズな動線で家の中に入ることができます。家の中にいるときもテラスや庭をドッグランのようにして扱えば運動するまでのハードルも下がる為、ペットの健康維持にも役立ちます。
また、土間リビングはフローリング面よりも床面が下がることで天井との距離が離れる為、空間に開放感が生まれます。これはペットにとっても人間にとっても快適に暮らすうえで心地良い空間となります。

 

2.段差

ペットにとっても段差は大きな障壁となり足腰の負担となってしまう為、階段のない平屋は大きなメリットとなります。
犬は猫と違って頭部が大きい為、段差に弱く降りるという行動が苦手です。特に小型犬の場合は人間用の階段の段差は高さがあって歩きにくく、ジャンプして足をのせる踏み板が狭いと動きにくいと感じます。犬の中にも階段が苦手じゃない子もいますが加齢による体力の低下や病気や怪我により階段で怖い思いをした経験から階段が苦手になってしまうこともあります。階段のないバリアフリーな平屋では階段が苦手な犬でも一緒に過ごしやすいと言えます。
また、猫の場合は高いところが好きで家の中をパトロールするために歩き回っています。そのため猫専用の梁をかけてキャットウォークとすることで、なんとなくどこにいるか気配で把握しつつ、猫も退屈せずに過ごすことができる設えとなります。

 

3.温熱環境と光熱費

ここまで犬や猫のように人間と同じく家の中を移動する代表的なペットを取り上げましたが、小型のペットでも温熱環境の面で平屋にメリットがあります。
ウサギやハムスターなどのように激しい温度変化が苦手だったり、小型で外気温の影響を受けやすいペットは外の気温によっては空調を一日稼働させて温度や湿度を保っておく必要があります。そうなると家計を圧迫するのは光熱費ですが平屋の場合は過去に掲載したブログ「平屋の光熱費のメリットは?」で紹介したように光熱費を戸建て住宅の中でも抑えられる傾向にあります。

 

4.無垢材の使用

無垢材の柔らかさはペットにとっても快適で足腰に負担をかけにくい為、ペット向けの床材としてもオススメです。
犬も猫も走るときは後ろ足で床を蹴りますが、滑る床の場合は走るときに後ろ足で十分に床を蹴ることができず足腰に負担がかかってしまいます。
しかし無垢材は柔らかい為、足腰に負担をかけることが無くペットの健康維持に役立ちます。
また、無垢材は化学物質を発さない為、シックハウス症候群を引き起こすことがなく、人間より体の小さなペットに対して悪影響を与えることがありません。

 

このように平屋はペットにとっても快適に過ごせるポイントが多く存在します。

千葉市、印西市、八千代市周辺で平屋をご検討する際は、是非DAISHUにご相談ください。

人にもペットにも優しい住まいのご提案をさせて頂きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人
長沢 逸郎
住宅アドバイザー

二級建築士/宅地建物取引士