家づくりQ&A

Q&A 平屋の光熱費のメリットは?

2024.03.02

こんにちは。長沢です。

コロナ禍以降、在宅ワークがライフスタイルの選択肢にもなり、住宅に関心を向けられる方も増えました。
しかし近年の物価高にとどまらず、ウクライナ問題・円安を起因とする燃料費調整額の高騰が原因で光熱費の高騰も起き、光熱費が家計の懸念点になる方も多いかと思います。

光熱費を抑えるには住宅で解決できるケースもあります。
2階建てと比べて平屋は光熱費を抑えられるといわれますが、その要因とメリットは何が挙げられるのでしょうか。

はじめに、一軒家(平屋・二階建てを含む)と集合住宅ではどのくらい違うのでしょうか。
2019年9月 日本生活協同組合連合の調査「電気・ガス料金調査」によると、
一軒家における1か月あたりの平均電気料金は8,546円に対して、集合住宅は6,477円と集合住宅の方が1か月あたり約2,000円抑えられる為、軍配が上がります。
しかし、求めるライフスタイルや家族構成によっては一軒家に住まわれたい方もいるのではないでしょうか。

 

では一軒家の中でも平屋は光熱費を抑えられるといいますが、
実際に平屋と二階建てを光熱費に関して比較するとどのように違うのでしょうか。
主に3つの違いが挙げられます。

 

1.ライフスタイルの違い

平屋では家の中で過ごす場所がよりリビングを中心とする為、自然とあかりや空調をつける箇所が集中し、二階建てと比べて節約に繋がります。

 

2.フロアの階層による違い

暖かい空気は上に逃げていく為、二階建てだと一階で空調により暖められた空気は二階へと逃げてしまい、無駄が生じます。
しかし平屋ならば空気は上に逃げていくことはありませんし、上のフロアが無い分、二階建てに比べて一階部分の日当たりが確保されます。

 

3.屋根面積の違い

平屋は居室がすべて1フロアに収まっている為、二階建てに比べて屋根面積が必然的に大きくなります。
そのため広い屋根に太陽光パネルを設置した場合、消費電力を太陽光発電でまかなえる為、より光熱費を抑えることができます。
また、光熱費を抑えることができるだけでなく、売電収入が得られたり、停電した際も電気が使えるなど享受できるメリットが多くあります。

いかがでしたでしょうか?
以上より戸建て住宅の中でも平屋は多くのメリットがあり、光熱費を抑えられる要因がございます。

 

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◆平屋の屋根、種類と特徴を詳しく知りたい方へ◆
『Q&A 平屋の屋根のおススメはありますか?』

この記事を書いた人
長沢 逸郎
住宅アドバイザー

二級建築士/宅地建物取引士