家づくりQ&A

Q&A 健康快適な平屋ライフに欠かせない『自然素材の魅力!!』

2024.08.21

こんにちは。長沢です。

お盆を過ぎてから虫の声だけは秋を感じさせてくれますが、
まだまだ残暑厳しい毎日が続いておりますね。
近年は冷夏という言葉をニュースで耳にしない程、高温多湿な夏が続いています。

事実、2000年以降は北日本において2003年と2009年の二度しかなく、
十年以上も冷夏ではないのです。
地球温暖化が進みこれからもますます異常な蒸し暑い夏が当たり前になることが見込まれる為、
住宅による気候への対策も必須といえるでしょう。

そこで健康快適な平屋ライフを送るのには断熱気密の性能を確保することはもちろんのこと、
構造材・内装材に無垢材、天井・壁の仕上げに漆喰など随所に自然素材が使われた当社の住宅がオススメです。

無垢材と漆喰を使用することは大きく3つの魅力があります。

 

1. 優れた調湿効果

見た目が優れる無垢材ですが、実は機能的な建材です。
無垢材は周囲の湿度が高い時には水分を取り入れ、乾燥している時には内部の水分を空中に放出するという性質を持っているため、
調湿された室内は50~60%に保たれるといわれ、建材として無垢材を使用することは快適に暮らすうえで大きなメリットとなります。

労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則において40~70%を労働環境における適正な湿度として定めていますが、
60%を超えると夏場はカビや雑菌の繁殖の可能性、50%を下回ると乾燥によりドライアイや肌の乾燥、ウイルスに感染しやすくなる恐れがあります。
そのため無垢材により調湿された室内は快適な居住環境となるでしょう。

また当社で使用されている漆喰は一般漆喰の1.5倍と吸放湿性能の高い「スペイン漆喰」を使用しているため、躯体の”線”だけでなく、天井や壁の”面”での調湿効果も期待されます。

 

2. 香りによるリラックス効果

無垢材の自然的な木の香りによる効果は五感の一つである嗅覚に直接作用し、自立神経系や免疫の働きを高める作用があり、ストレス削減や疲労感の軽減によるリラックスの効果があります。
これにより過密した住宅地でも、柔らかい雰囲気に包まれて家に居ながら森林浴をしているかのような清々しさが実現できます。

また漆喰には細かい穴が多数空いている性質上、消臭効果に優れます。
これは漆喰自体が強アルカリ性である為、生ごみや排水溝などの酸性の生活臭に対して効果を発揮し、中和により消臭します。
またアルカリ性の性質上、抗菌作用にも優れます。

 

3. シックハウス症候群を引き起こさない

住宅における健康障害としてシックハウス症候群が知られていますが、自然素材でできた住宅においては問題ありません。

【シックハウス症候群とは】
→近年、住宅における省エネ化が進むにつれて建物の気密性が高くなったことや、有毒なガスを発散する化学物質を使用した建材や内装材が使用されるようになったことが原因で引き起こされる健康被害のこと。
建築物による代表的な原因物質として、合板の接着材や塗料、防腐剤に使われるホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレンなどの有機溶剤が挙げられる。
これらの多くは揮発性物質で、気温が高くなるにつれて発散量が急速に増加する為、室内の化学物質濃度が高くなる。
また湿度が高くなることによるカビやダニによってシックハウス症候群が引き起こされることがある。

近年の異常なまでの夏の暑さによりエアコンの稼働が必須になり換気する機会も減りがちになるでしょう。
住宅向けのエアコンは換気機能を持たない為、室内のみで空気を循環させているにすぎません。
そのため通常の住宅では徐々に化学物質による有毒ガスで汚染されていく室内で、シックハウス症候群が引き起こされる可能性が高まりますが、
自然素材を使用した住宅では有毒なガスが発生しない為、シックハウス症候群の心配がなく健康に過ごすことができます。

 

このように健康快適に平屋ライフを送るのには自然素材を使うのがオススメです。
当社の国府台Jモデルでこれらを体感できますので、この季節だからこそ、その心地よさを是非体感して頂きたいです。

国府台Jモデルの紹介ページはこちら
https://www.daishu.co.jp/work/works064/

千葉市、印西市、八千代市等で平屋づくりをご検討する際は、是非DAISHUにご相談ください。まずは自然素材に包まれた健康快適なお住まいをご提案させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

この記事を書いた人
長沢 逸郎
住宅アドバイザー

二級建築士/宅地建物取引士